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本田 律子
1968年生まれ。
奈良県在住。
電動車椅子で暮らす彼女。ファッションや部屋のコーディネートには、 好きなものと色がぎゅっと詰まっている。 そこからうまれる絵画や織りからは、 生活の中で培われた絶妙なセンスを発見することができ、「すき」 という気持ちから磨かれた感性がきらっと光っている。 慎重な眼差しから導かれる線には、植物の命や成長が感じられる。 2023年 本田律子個展「BLOOM -ブルーム-」
(大阪/gallery&select shop 縁)2022年 HANA PLAY「わたし、源氏物語、やりたいねん」
(奈良/鹿の劇場2022~出会いの一歩~) 2020年 「ふでとゆらめく」
(大阪/gallery&select shop 縁) -
まるい あかり
樹々たちと、ほほを撫でる 風の手ざわりを大切に感じて、幼少期を過ごす。この身から溢れ出すとめどない流れを、まるごと受け止める何かが必要で、紙に向かっている。
現在は写真と書を主な媒体として、一瞬一瞬うつろいゆく光と影を、白い空間や水面にウツして、木漏れ日の面影を探している。いのちのかたち、立ちあらわれる瞬間に たなこころ合わせて、そっと すくいとれたら。 -
記録者:島田 千晴
京都市立芸術大学美術研究科修士課程芸術学専攻在学中。中国や日本の絵画について研究を進める傍ら、ダンス公演やプロジェクト、展示等に関わり、 鑑賞者とアーティストの間を「つなぐ」 役割になれることを目標に活動を続ける。